■美肌効果が期待できるオイルの種類とはたらき
オイルが美肌に良いといっても、スキンケアに使えるオイルの種類だけ挙げていっても実にたくさんの種類があるもの。どんなオイルを選べば、どのような効果が期待できるのかくわしく知りたいという方も多いでしょう。 ここでは、美肌ケアに使えるオイルの種類と、それらに期待できるおもな効果についてご紹介します。
【1.ホホバオイル】
ホホバという植物の種子から採られるオイルで、古くからスキンケアやヘアケアに配合され、保湿成分として活用されています。皮膚を乾燥から守るほか、気になる皮脂分泌のバランスを良くする作用もあるといわれています。オイルなのに肌質によってはニキビケアとして使えるなど、人の皮膚との親和性がとても高い点が魅力のひとつ。
【2.スクワランオイル】
動物・植物が持つ油分に含まれるスクワレンという成分を精製・加工したオイルで、特に魚のサメから抽出したスクワランオイルが良く知られています。人の皮脂にとても近い性質を持つといわれており、皮脂不足でバリア機能が低下して乾燥しやすくなった肌を保護するには最適とされています。
【3.ココナッツオイル】
食用としての健康効果でスーパーフードとしてブームになったココナッツオイルですが、スキンケアとしてもすぐれた効果を発揮してくれるといわれています。ココナッツオイルはご存じのとおりヤシの実から採られるオイルですが、低分子であるという特徴を持ち、お肌の角質層への浸透性が高いとされる点でスキンケアにも適しています。保湿効果が高いほか、抗炎症成分を豊富に含むため、適量を用いればニキビ予防などにも良いとされています。
【4.アルガンオイル】
アルガンという植物の種子から採取するオイルで、とても希少性が高い点で知られています。アルガンオイルはさまざまな植物性オイルのなかでも、特にビタミンEの含有量が高いという特徴があります。皮膚の保湿だけではなく、エイジングケア効果も期待できるといわれている点は、豊富なビタミンE(若返りのビタミン)に起因するところも大きいでしょう。