■最近話題の「耳引っ張り」は、たるみにも効果アリ!?
テレビや雑誌などで紹介され、いま話題となっている「耳引っ張り健康法」をご存じでしょうか。両手で両耳を持って、耳をさまざまな方向へ引っ張ったり回したりするだけという手軽で簡単な方法ですが、この「耳引っ張り」は意外なことに、肌のたるみにも良いというのです。
以下に、忙しくても短時間ででき、毎日続けられる「耳引っ張り」の手順をご紹介しましょう。
1.耳を上方向へ引っ張る
耳の上のくぼみの部分に人差し指を斜め上から入れ、親指とではさむようにして持ちます。そのあと、人差し指でくぼみの部分をマッサージするように外側(斜め上)に向かって耳を軽く引っ張ります。これを数回繰り返します。
精神統一や自律神経を整えることに役立つといわれるこの運動ですが、一緒に目をぐるぐると回す体操を行うと、目のまわりのたるみや小ジワにも効果的といわれています。
2.耳の真ん中を持って外へ引っ張る
耳の中央部分のくぼみに人差し指を入れ、耳の穴の隣ぐらいに置いて、親指とではさみます。次に、外側と後ろ側の中間ぐらいの方向へ向かって人差し指でくぼみをマッサージするようにしながら耳を引っ張ります。これを数回繰り返します。
この手順と同時にウォーキングや足踏みを行うと、脚のむくみや骨盤のゆがみを修整する効果にもつながるとされています。耳のツボを刺激することで全身の血行促進にもつながりますから、むくみによるたるみの解消も期待できます。
3.耳たぶを下へ向かって引っ張る
耳の穴へ人差し指を入れるような格好をしながら、親指を耳たぶの裏に添えて耳の下の部分を持ちます。そのまま、人差し指でマッサージをするように斜め下へ引っ張ってください。このとき同時に、口で「あいうえお」の形をしながら表情筋の体操を行うと、フェイスラインや口角のたるみにも効果的とされています。