美肌教科書 ~イデリアスキンクリニック代官山院長の皮膚科専門医が監修するシミ治療とエイジングの攻略~

  1. 今、美容皮膚科・美容外科で
    注目のおすすめシミ治療
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今、美容皮膚科・美容外科で
注目のおすすめシミ治療

今、美容皮膚科・美容外科で<br>注目のおすすめシミ治療

シミ治療をしようと決めた時、その美容クリニックを選ぶ基準は? 治療法を選ぶ方法は?
今わたしたちの周囲には雑誌やネットとさまざまな媒体が身近にあり、情報であふれています。同時に美容医療の進歩も止まることなく進化を続けているため、一層新しい情報を処理しきれずにいるのではないでしょうか。たくさんの選択肢の中から情報を取捨選択する際、口コミや検索サイトでおすすめされている情報に目がいきがちですが、シミ治療の基本も大切にする必要があります。

  1. シミ治療の基本
  2. シミ治療の近年多く行われているのは?
  3. 治療の組み合わせが相乗効果を生みます
  4. まとめ

シミ治療の基本

少し前まで「シミ治療=レーザー治療」という図式が多くの人の頭にはあったかもしれません。もちろんそれも間違いではありませんが、まずシミ治療の根底にシミには多数の種類があり、それに応じた治療法がそれぞれあるということを知っておかなければなりません。

シミには種類がある

シミの種類は多数ありますが、代表的なのは日光性色素斑(老人性色素斑)、肝斑、脂漏性角化症、炎症後色素沈着などです。日光性色素斑にはレーザー治療は有効ですが、肝斑はレーザー機器の種類によってはレーザーを当てると悪化してしまうことがあります。そのため種類に合わせた治療法の選択が重要になります。トレンドの治療法が必ずしも自分のシミに有効であるとは限らないのです。

シミ治療には時間がかかる

またシミは日々蓄積していったメラニンが排出しきれなかったものです。時間をかけて蓄積されたメラニンを1度の治療でなかったことにするのは不可能です。肌は常に新陳代謝して生まれ変わっています。肌のサイクルに合わせてその時々に必要な治療があります。個人差はあれど、まずは半年程度の時間をじっくりと取り組む必要があります。
注目を集めている新しいとされる治療法もいずれも1度でその効果を実証するものではありません。シミ治療の基本として種類にあった治療法を選ぶ、時間をかけて治療する、このことを基本に治療法や病院を選ぶ必要があります。

シミ治療の近年多く行われているのは?

シミ治療の近年多く行われているのは?
シミ治療の際はできてしまったシミを除去するものだけでなく、ターンオーバーを促進するもの、有効成分を導入するもの、古い角質を除去するものなどなど、さまざまなアプローチから肌を整えていくことが有効だとされています。

レーザー治療

シミ治療の際はできてしまったシミを除去するものだけでなく、ターンオーバーを促進するもの、有効成分を導入するもの、古い角質を除去するものなどなど、さまざまなアプローチから肌を整えていくことが有効だとされています。

フォト治療

シミの箇所だけでなく、全顔にフラッシュランプを照射する治療法です。肌の真皮層に働きかけるため、コラーゲンやエラスチン新生を促す作用もあります。シミに対して効果が出るまでにやや時間がかかりますが、シミのない部分にも照射することにより小じわ、くすみの解消も望めます。以前から近年まで根強い人気が続いている治療法です。

ケミカルピーリング

フルーツ酸を使用して、ターンオーバーで除去しきれなかった肌に残っている古くなった角質やメラニンを除去する方法です。シミや色素沈着の改善だけでなく小じわ、くすみ、ニキビの改善も叶います。

イオン導入

微弱電流を流しながら、ビタミンCのような肌に浸透しにくい有効成分をイオン化して導入していく方法です。浸透力が高いためみずみずしい肌に整えられます。

メソポレーション

有効な成分を肌に届けるためには注射で注入するのが確実ですが、顔全体に針を刺すのは難しいため、電気の力で一時的に細胞に穴をあけ、肌の深層部に有効成分を届けるメソポレーションが行われています。イオン化しない有効成分も肌の深部へ届けることができ、またイオン導入の数十倍の浸透効果が期待できます。

レーザータイトニング

レーザー照射をすることで皮膚の引き締めを狙った治療です。深部のコラーゲンに働きかけるため肌のキメ、状態を整え、リフトアップ効果も狙えます。

美容点滴

内服薬よりも効果的に美肌に必要な成分を直接血液に届けます。美肌、美白効果が望めます、注射による注入も行えます。

こういった治療が代表的な治療ですが、そのほかにもシミへの効果が期待できる多くの治療があります。

治療の組み合わせが相乗効果を生む?

紹介した治療法は一つでもそれぞれの効果を生みますが、組み合わせることでさらなる相乗効果も望めます。そのため高い効果を期待するならば、一定期間に複数の治療を計画的に行うことがポイントになります。とはいえ、保険適用の治療というわけではないので値段の面からも好きな治療をいくつも受けるのは難しいものです。イデリアスキンクリニック代官山では、本当に効果が望める治療を、費用の面で諦めずに済むように「6ヶ月の集中治療」として定額制のコースを設定しています。日本皮膚科学会認定の院長が肌を診断、患者さんの目指す肌に対する希望も伺いながら完全にオーダーメイドで治療計画を立てた後、6ヶ月の時間をかけて肌を改善していきます。実際にプラン通りの治療を単発で行った時の費用に比べ、場合によっては半分の料金で受けることもできる大変嬉しいコースです。まずは初回だけお試ししてから決めることも可能です。

治療期間中は治療部分には日焼け止めをしつかり塗って紫外線をさけ、自宅でのケアも大切になります。治療を継続することで、その時々に必要なアドバイスを受けることができるのも重要なことになります。

「最新の治療機がある」「クチコミの評判がいい」など、新しい情報があると飛びつきたくなります。そのどれもが実際の個々の効果を生んでいるのかもしれません。しかしシミ治療は基本的に少しずつしか進みません。シミの種類の見極め、比較的長い治療期間、そして複数の治療の組み合わせがあって初め成功するということを覚えておく必要があります。

まとめ

現在社会では、望むとも望まなくとも毎日たくさんの情報が接する機会があります。しかし一度基本に立ち返ることも忘れずに、上手に情報を活用したいものです。

この記事の監修
医療法人社団代仁会理事長
イデリア スキンクリニック代官山
佐治なぎさ院長

プロフィール
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
昭和大学病院皮膚科兼任講師
日本抗加齢医学会認定抗加齢医学専門医

2004年
昭和大学医学部を卒業
同年より昭和大学病院皮膚科勤務
2008年
昭和大学病院横浜市北部病院皮膚科勤務
2011年
昭和大学病院皮膚科勤務
2013年~
昭和大学病院皮膚科兼任講師
2018年
イデリアスキンクリニック代官山勤務
4月より
イデリアスキンクリニック代官山院長 就任

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