美肌教科書 ~イデリアスキンクリニック代官山院長の皮膚科専門医が監修するシミ治療とエイジングの攻略~

  1. シミ治療、保険適用で
    治療することもできる?
    医療費控除はできる?
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シミ治療、保険適用で
治療することもできる?
医療費控除はできる?

シミ治療、保険適用で<br>治療することもできる?<br> 医療費控除はできる?

「シミ治療を受けたい!」と考えた時、まずどんなことが気にかかりますか?「本当に効果があるか?」「時間はどれくらいかかるのか?」「ダウンタイムは?」。でもそれらと同じように料金の面も無視できません。保険適応の治療で効果があれば取り入れたいと思う方もいるのではないでしょうか。保険適応のシミ治療と自費診療のシミ治療にはどんな相違点があるのか確認してみましょう。

  1. シミ治療とは
  2. 保険が適応されるシミ治療
  3. 自費診療で治療するメリット
  4. 定額治療だから安心して続けられる?
  5. まとめ

シミ治療とは

シミ治療とは
改めて意識することは少ないかもしれませんが、シミにはさまざまな種類があります。代表的なものは日光性色素斑(老人性色素斑)、脂漏性角化症、炎症後色素沈着、肝斑、ソバカスなどですが、中には先天的なものもありシミができる原因もまた複雑です。

シミの中でも最も発生頻度が高いのは日光性色素斑です。皮膚は大きく分けると真皮と表皮の2層に分けられますが、表皮はケラチノサイト(表皮細胞)、メラノサイト(色素細胞)などで構成されています。そこに紫外線などの外的要因が加わると肌を守るためメラノサイトがメラニンを大量生産します。通常そのメラニンは古い細胞とともに肌のターンオーバーで剥がれ落ちますが、何らかの理由でターンオーバーが乱れると過剰生産されたメラニンが肌に残ったままになりシミとして定着してしまうのです。遺伝の要素が強いソバカスやホルモンのバランスで発生する肝斑、傷やニキビがあとになる炎症後色素沈着もありそれぞれ治療法は異なります。その上、多くの人の顔には多種のシミが混在しており、一つの治療を行なったところで顔全体のシミが解消されるわけではありません。そのためシミ治療は時間をかけた複合的な治療が必須になります。その際シミ治療の多くは自費診療になり医療保険ではカバーされていません。では、どの治療を受けても保険適応にはならないのでしょうか?

保険が適応されるシミ治療

皮膚科のシミ治療で保険が適応されているシミの種類は太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着、単純性血管腫、ADMなどです。太田母斑は生後半年ごろに現れることが一番多い青みがかったアザで色が濃くなることもあります。また中年期にも発症することも多くあり、一般的なシミと間違われやすいものもあります。異所性蒙古斑は赤ちゃんのお尻にある蒙古斑が顔や頬、体の他の部位にできるアザです。成人までに消えることがほとんどですが、稀に消えないものもあります。保険診療になるものはこのように基本的には先天的な原因のアザやシミ、ふくらみのあるシミなど治さないことで支障がでるものであることが多く、医学的に治療が必要でないものは自費診療になります。また上記の種類のシミでも保険適応とならない場合もあるので事前に確認が必要です。また医療費控除についても同様で、美容の観点から治療するシミに関しては医療費控除の対象にはなりません。

自費診療で治療するメリット

自費診療で治療するメリット
多くのシミは保険診療も医療費控除もダメなのかと、残念に思うかもしれませんが、自費診療には自費診療にしかないメリットがあります。シミは種類が非常に多くあり、多くの方の顔には複数の種類のシミが混在しています。そのため、シミはレーザー治療さえ行えば治るものでは決してありません。まずは皮膚の、とくにシミについて専門の知識がある医師にシミの種類を見極めてもらい、それぞれのシミに対して有効な治療法を提示してもらう必要があります。

治療法の選択

保険が適応されるシミがあったとしても、保険診療だけにこだわると最も有効な治療法を選択する余地はなく、「シミが解消できなかった」、「他のシミはそのままコンシーラーで隠し続けている」、なんていうことも起こり得ます。その点自費診療ならば自分の肌に最も有効な治療法を選択でき、シミを全て解消できるだけでなく肌全体の調子の改善も叶えることすら可能です。

しっかり時間をかけて、シミを再発させない肌へ

シミ治療は非常に時間のかかる治療の一つです。一定の間隔を開けながら、定期的に何度も行なって初めて再びシミを再発させない肌へと目指していくのです。最適なペースを守りながら、最適なタイミングで最適な治療が行えるのも自費診療ならでは、と言えます。

費用について

必要な治療を必要なだけ自費診療を行えば、総額いくらくらいかかるのか心配になるかもしれません。シミ治療の症例実績が多い病院・イデリアスキンクリニック代官山では、これまでの経験から、シミ治療に最適な期間十分な治療を安心して受けてもらえるように半年間の定額治療を行なっています。

定額治療だから安心して続けられる?

これまでに単発のシミ治療を何となく複数回した、そんな治療法を選択してきた方もいるかもしれません。しかし結果、「長期間治療したのに思うほどは改善されなかった。」「最終的には莫大な費用がかかってしまったと」いうことも多かったのではないでしょうか。

オーダーメイド治療だから効果が違う?

イデリアスキンクリニックでは日本皮膚科学会認定皮膚科専門医の院長が自ら肌の状態を診断し、必要と思われる治療を一人一人にオーダーメイドで組み合わせます。そのため、単発の治療を複数回重ねる治療法とは効果が大きく変わります。

ピンポイントのシミにとどまらず、肌全体が改善される

治療内容は、肌に栄養を届ける治療、細胞の再生を促す治療、ターンオーバーを正常化する治療など多種にわたります。そのため、半年の治療期間を経るとシミが改善されるだけでなく、肌全体の調子も同時に上がります。これだけの治療を単発で組み合わせると費用もかなりかかります。定額治療ならば、必要な治療を一番いい間隔でコースを事前に設定してくれ、勧められた治療を、費用を理由に断る必要もありません。

まとめ

よく治療内容を理解しないと、シミ治療に保険が適応されないと残念に感じがちです。しかし自費診療での徹底治療こそシミを改善する近道とも言えます。まずはカウンセリングを受け、自分の肌に必要な治療法を知っておきませんか?

この記事の監修
医療法人社団代仁会理事長
イデリア スキンクリニック代官山
佐治なぎさ院長

プロフィール
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
昭和大学病院皮膚科兼任講師
日本抗加齢医学会認定抗加齢医学専門医

2004年
昭和大学医学部を卒業
同年より昭和大学病院皮膚科勤務
2008年
昭和大学病院横浜市北部病院皮膚科勤務
2011年
昭和大学病院皮膚科勤務
2013年~
昭和大学病院皮膚科兼任講師
2018年
イデリアスキンクリニック代官山勤務
4月より
イデリアスキンクリニック代官山院長 就任

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