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シミ治療の回数って?
何回の治療で終わるのか?
- シミ治療
- 2019.08.01
鏡を見るたびに気になる「シミ」。早く治したいと思う方も多いことでしょう。シミの治療は現在ではさまざまな方法があり、治療回数もバラバラです。
シミの種類によっても同様で、シミの種類に対して適切な治療を施すことで最短の期間で終了することができます。
今回は、シミ治療は何回で終了するのかについて見ていきましょう。
- シミ治療に必要な回数
- シミの種類と治療方法
- もっとも一般的なシミ「老人性色素斑」
- 女性に多い「そばかす」
- 女性特有のシミ「肝斑」
- 肌が炎症することで出来る「炎症性色素沈着」
- シミをしっかりと改善するなら集中治療を
- まとめ
シミ治療に必要な回数
結論から言うと、シミ治療に必要な回数は決まっていません。シミはメラニンを長年蓄積することによってできるもので、シミの濃さや深さは人それぞれです。
そのため、1回で改善が見られる方もいれば、5〜6回通い治療に専念する必要がある方も。
少し薄くなったからといって、治療を止めてしまうと、逆に悪化してしまう場合も。完治するまでは通い続けるようにしましょう。
シミの種類と治療方法
シミの種類とアプローチの方法は、シミ治療の回数を左右する1つの要因です。シミ治療といえば、レーザー治療が主流で早くシミを改善できるイメージがある方も多いでしょう。
実際に、シミ治療の現場においても多く取り入れられているのはレーザー治療です。ただ、レーザー治療だと出力が強すぎて合わないシミも中にはあります。
そのため、シミ治療においては、シミの種類と治療法を上手に組み合わせながら、治療してくことが大事なのです。
もっとも一般的なシミ「老人性色素斑」
老人性色素斑は、シミの代表格的なシミです。原因としては、肌のターンオーバーが悪化することで蓄積されるメラニンが原因とされています。
このシミは、レーザー治療で治療されることが多いシミです。それ以外でもフォトテラピーなど、レーザー治療よりも肌へのダメージが少ないとされる光治療なども用いられたりします。
1回の治療で治るかたもいるようですが、基本的には数回にわたる治療が必要です。
女性に多い「そばかす」
そばかすは、幼少期から思春期にかけて現れることが多いシミです。原因としては、遺伝的な要因もしくはメラニンの蓄積とされています。
そばかすも老人性色素斑と同様、レーザー治療が用いられるケースが多いです。シミの状態によっては、光治療などが用いられることもあります。
女性特有のシミ「肝斑」
肝斑は、30~40代の女性に発症しやすいシミです。このシミは左右対称的に現れるのが特徴で、上述のシミの原因である「メラニン」が原因というより「女性ホルモン」が原因と考えられているシミです。
閉経後は徐々に薄くなっていくことが多く、60歳を超えた頃にはあまり発症しないシミとされています。
治療法としては、「ケミカルピーリング」が用いられることが多く、肌のターンオーバーを正常に整えていくことで改善していきます。
治療期間は、濃さなどにもよりますが、1回の治療であまり終わることはありません。
肌が炎症することで出来る「炎症性色素沈着」
炎症性色素沈着は、皮膚が炎症したのちにシミになってしまったものを指します。原因としては、肌のターンオーバーによることがほとんどです。
炎症性色素沈着の治療法としては、レーザー治療またはケミカルピーリングが用いられることが多いです。
シミ治療期間は、2~6ヶ月程度は見ておいた方が良いでしょう。
シミをしっかりと改善するなら集中治療を
シミの治療は1回ではなかなか治ることはありません。また、シミの経過やお肌の状態に合わせて治療を切り替えながらトータル的に綺麗を目指すためには、専門的な知識が不可欠です。
最近の美容クリニックでは、集中してシミを改善するプログラムがパッケージになっていることも多く、シミを消すだけではなく肌のケアもしながらシミを改善したい方にはおすすめです。
イデリアスキンクリニック代官山でも、6ヶ月間の集中治療プログラムを用意しています。肌やシミの状態に合わせてオーダーメイドで治療できるプログラムです。ぜひ、シミで悩んでいる方は無料カウンセリングなどを利用されるのも良いでしょう。
まとめ
美容を気にする女性にとって、シミはすぐにでも消したいものです。回数は気になるところですね。ただ、長年の蓄積によって作られたシミはそう簡単には無くなりません。
信頼できる医師と地道に治療を進めていきましょう。
- この記事の監修
- 医療法人社団代仁会理事長
イデリア スキンクリニック代官山
佐治なぎさ院長
プロフィール
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
昭和大学病院皮膚科兼任講師
日本抗加齢医学会認定抗加齢医学専門医
2004年
昭和大学医学部を卒業
同年より昭和大学病院皮膚科勤務
2008年
昭和大学病院横浜市北部病院皮膚科勤務
2011年
昭和大学病院皮膚科勤務
2013年~
昭和大学病院皮膚科兼任講師
2018年
イデリアスキンクリニック代官山勤務
4月より
イデリアスキンクリニック代官山院長 就任