美肌教科書 ~イデリアスキンクリニック代官山院長の皮膚科専門医が監修するシミ治療とエイジングの攻略~

  1. 美肌とは? 美肌の条件やケアの方法をご紹介
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美肌とは? 美肌の条件やケアの方法をご紹介

美肌とは? 美肌の条件やケアの方法をご紹介

世の女性なら誰でも憧れる美しい肌「美肌」。普段から美肌を目指して、スキンケアや生活習慣の見直しなどを励んでいる方も多いと思います。

今回は、そんな誰もが憧れる美肌の定義や美肌を目指すためのケア方法などをご紹介します。

  1. 美肌とは?
  2. 美肌を作るにはまずは生活習慣から
  3. 美肌を維持するために必要なこと
  4. 肌の多くの悩みは「シミ」
  5. シミには集中治療プログラムを
  6. まとめ

美肌とは?


みなさんが思い浮かべる美肌はどんな肌ですか? 人によっては、美肌の感覚が違う方もいらっしゃるとは思いますが、主に美肌の条件は3つ。「うるおいがある」、「透明感がある」「はり・弾力がある」です。

うるおいがある肌

年齢を重ねていくと、どうしても乾燥肌になりがちに。肌のキメが整っており、しっとりとしている肌が潤いがあるとされています。

透明な肌

肌のターンオーバーが正常に行われていることによって、「角質が正常な厚みで整っている状態」や「シミやくすみなどがない」明るい肌のことを指します。

肌のターンオーバーが正常に機能していないと古い角質が外に排出されず、新しい皮膚が前に出てきません。また、メラニンの蓄積などの原因にもなってしまい、シミやくすみの原因になってしまいます。

はり・弾力がある肌

赤ちゃんのようなもっちりとした弾力がある肌のことを指します。コラーゲンが十分に生成されていることにより、もっちりとした肌を実現します。

コラーゲンの生成機能が弱くなるとシワやたるみの原因になります。

美肌を作るにはまずは生活習慣から

理想的な肌を手に入れるためには、正しい「生活習慣」が大事です。その中でも「睡眠」、「食事」、「ストレス」、「スキンケア」は重要です。

睡眠

睡眠は人にとって重要な要素の1つです。人の肌は睡眠中に再生をするため、眠らないと肌の再生を促すことができません。

よって、ターンオーバーが正常に働かなくなります。肌の再生を助けてくれる「成長ホルモン」は体内時計に依存すると言われています。

そのため、自分の決まった時間に規則正しい睡眠をとることが美肌への第一歩です。

食事

人間の身体を支えていくのに、食事は大切です。食物から摂取できる栄養素の中には、肌の老化を遅らせることに期待が持てる「ポリフェノール」や「ビタミンE」などが含まれている食物もあります。

そのほかにも美容に良いとされる栄養素は数多くあり、それを含んでいる食物もたくさんありますが、意識するあまり偏った食事を行なっては、逆効果になってしまう可能性も。基本的には、バランスの取れた栄養素を摂取することが大切です。

ストレス

ストレスと美容は関係性が強いです。心身ともにストレスを感じてしまうと、「コルチゾール」と呼ばれるホルモンを分泌してしまいます。

このコルチゾールは生成される上で「活性酸素」と呼ばれる肌の老化などを促す物質を生み出してしまいます。

そのため、なるべくストレスを溜め込まないよう、発散方法なども見つけておくと良いでしょう。また、ストレスを溜めにくい生活になると、自分の生活にハリを持たせることができますよ。

スキンケア

正しいスキンケアは美肌へと導きます。人は1日を通して、肌に汚れや油などを溜めてしまいます。それらが綺麗に落とされないと肌にストレスを与える原因に。
肌にストレスがかかるとターンオーバーが正常に行われず、シミやニキビ、くすみなどの原因になってしまいます。

メイクをしている方などは寝る前にきちんと落としてあげることが重要です。その際、優しくメイクを落としてあげましょう。肌を強くこすったりすると肌を守るために必要な油分も落としてしまい、結果的に肌荒れの原因になる可能性もあります。

美肌を維持するために必要なこと


美肌に欠かせないのが、「肌の正常なターンオーバー」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」などです。これらは年齢を重ねることにより衰えてきます。

そのため、美容クリニックなどでは、「ヒアルロン酸注射」や「コラーゲン注射」、「ケミカルピーリング」などを行なっています。
以下、美容クリニックなどでよく行われている施術です。

施術 効果
ヒアルロン酸注射 しわ、たるみなど
コラーゲン注射 しわ、たるみなど
ボトックス注射 しわ、小顔など
イオン導入 ニキビ、美白、はりなど
プラセンタ注射 全体的な代謝の改善

また、そのほかにも各化粧品会社などでも「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」が配合されたホームケアグッズなどが展開されており、肌のケアを行うことは日常的にできるようになっています。

ホームケア商材で「ヒアルロン酸配合」や「○○成分配合」など色々な謳い文句でホームケアグッズを提供していることもありますが、ホームケア商材などはあくまで補助的な役割です。

というのも、肌のうるおいに必要な「ヒアルロン酸」や弾力を生み出す「コラーゲン」は、肌の真皮と呼ばれる奥深くで生成されています。

日本には薬機法という法律があり、日本企業は真皮まで成分を届かせる商品を作ることができません。そのため、有効成分がきちんと肌の奥深くまで届くことはないため、あくまで補助的として考えることが重要です。

本格的な治療を行いたい場合は、美容クリニックなどを受診することをおすすめします。

肌の多くの悩みは「シミ」

肌の悩みの中でも30代を超えてから多くの方が悩むのが「シミ」です。シミはシワなどとは違い、ヒアルロン酸やコラーゲンを注射したからといって改善するものではありません。

美容クリニックなどで行われている「シミ治療」を行わなければいけません。美肌の敵である「シミ」は透明感ある肌を無くしてしまい、目立ってしまいます。しかし、1回病院に行けば治るというものでもないので、継続的な治療が求められます。

シミには集中治療プログラムを

シミは、根気強い治療が必要です。薄いシミであれば、稀に1度の施術でなくなることもありますが、基本的には数回以上の施術が求められます。

今でもシミの治療として有名なのは「レーザー治療」ですが、最近では「レーザー治療」などを含めた複数の治療をオーダーメイドで治療できる美容クリニックが増えてきています。

シミ治療に使われるレーザーなどは出力などが強く、肌の状態によっては照射後数か月にわたる炎症後の色素沈着を逆に起こしてしまうことやシミの状態などによっては別の治療の方が良いケースもあります。

そのため、集中的にその時の肌の状態やシミの状態に合わせて施術が可能な「オーダーメイド治療」がおすすめです。

イデリアスキンクリニック代官山でも、オーダーメイドのシミ治療を用意しております。ご気軽に無料カウンセリングへお越しくださいませ。

まとめ

トータル的な美肌を手に入れるためには、さまざま必要なことがあります。年齢を重ねてくることにより、治療が必要な場合も出てくるでしょう。

その際は、肌の状態と症状に合わせて施術を提案してくれる美容クリニックへ行くことがおすすめです。信頼できる先生と一緒に美肌を手に入れる一歩を踏み出してみてはいかがですか?

この記事の監修
医療法人社団代仁会理事長
イデリア スキンクリニック代官山
佐治なぎさ院長

プロフィール
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
昭和大学病院皮膚科兼任講師
日本抗加齢医学会認定抗加齢医学専門医

2004年
昭和大学医学部を卒業
同年より昭和大学病院皮膚科勤務
2008年
昭和大学病院横浜市北部病院皮膚科勤務
2011年
昭和大学病院皮膚科勤務
2013年~
昭和大学病院皮膚科兼任講師
2018年
イデリアスキンクリニック代官山勤務
4月より
イデリアスキンクリニック代官山院長 就任

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