■マッサージの効果は「巡り」を良くすることで現れる
マッサージは、物理的に肌を引き上げてリフトアップさせるというよりは、滞りがちな血液やリンパの流れをスムーズにし「巡り」をよくすることが効果を高めるポイントです。
血液やリンパの流れは、体のすみずみまで栄養分を届けたり、老廃物の排出を促したりしています。それが滞れば栄養が行きわたらなくなりますし、老廃物も溜まったままになりがち。巡りをよくすることは、皮膚のターンオーバーを促すことにつながるため、肌の生まれ変わりにも大きく関わってくるのです。
表情筋や顔とつながっている頭皮が凝ってしまうと、特にリンパの流れが悪くなりがちになるため、むくみやくすみも起こりやすくなります。顔の筋肉を無理に動かして引き上げるのではなく、コリをほぐして血行を良くするマッサージを心がけることが、たるみ対策のポイントになります。