■シワを隠すための「厚塗り」が、逆にシワを目立たせる!?
シワを目立たなくさせようと、ついファンデーションや化粧下地・コンシーラーなどをシワの部分に多くつけてしまう方も多いかもしれません。現に「小ジワを目立たなくする」と広告などで謳っているエイジング世代向けのファンデーションも増えています。
しかし、ファンデーションでシワをカバーするためには「ただ量を多めにつければよい」というわけでは、実はありません。シワになりやすい目元や口の周りは、表情の変化によって皮膚がよく動く箇所でもあります。そのため、皮膚の動きによって表面に塗ったファンデーションの粒子がヨレてしまい、シワの溝に溜まって逆に目立つことがあるのです。
粘度が高く硬いコンシーラーや、パウダーファンデーションの厚塗りなどはメイクのヨレをさらに目立たせる原因となることも多くなりますから、ベースメイクをするときはシワの部分に極力薄くつけるようにすることで、時間が経ってからのメイクのヨレを防ぐようにしましょう。